起業したばかりの頃(我が子は6歳)のせっかちな私は、自動ドアさえ両手でこじ開けようとしていました🤣🤣
『 待つ 』とは無縁の生活です。
ビッシリ書きこまれているスケジュール帳に満足して、段取り命 ‼️
いかに効率よく仕事・家事・育児をこなすことしか考えておらず、余白やゆとりなんていらない!と思っていました。
それが、子育てをしたり園の子ども達と過ごすうちに『 時間 』の大切さを知りました。
↑↑ 畑を楽しそうに歩く園児
せっかちな私は、子どもがやる前に手を出したり口を出したり💦
靴を自分で履こうとしているのに、待てずに履かせたり…
スプーンで食べられる年齢だけど、こぼされたり汚れるのが嫌で2歳になっても食べさせていました。
子どもが成長していく上で 『待つ』ことの大切さは
⭐️ 子どもが主体的になる
子どもが、やろうとしても先走って親がやってしまうと【 やってもらうのを待つ子 】になります。
⭐️ 子どもの気持ちを尊重できる
子どもが何かをやった事に対して「もう、遅いね~」「汚れるからやらなくて良いよ」など、悪気はなくても
ついつい言葉で子どもの行動を否定してしまうことがあります。
⭐️ 子どもの考える力を養う
口を挟まず、ただ黙って見守っていると上手くできなくても自分で考えて解決できる子になっていきます。
親が「待つ」ことで、子どもは「自分でやりきった」という達成感を得ることができます。
達成感は自信を育て、「またやってみよう」という意欲を生みます。
「待つ」という関わり方が、子どもの自分軸の成長を加速させていくわけです。
「分かってはいるんですよ…でも…」って、反論ありますよね 😂
↑↑ 己書を習っていたときに描いたもの💕
何故私は、子どもの行動を待てなかったのか? ちゃんと理由があったんです。😆
そう言いたくなるママの、思考の癖(思い込み)は
1つ目は、「待つ」ことは「我慢する」ことだととらえている(思い込んでいる)ケース。
「待つ」とは信じて任せること
「待つ」とは決して、「我慢する」ことではなく「この子はこれだけのことはできる子だ」と信じて任せることです。
できるのはわかっているから、任せて見守っている。すると結果的に、待っているように見える。
これが「待つ」のメカニズムです。
「認める」「見守る」ができている段階で、すでに「待つ」もほぼできているようなものなのです。
特別な力は不要ですが、普段から子どもをよく見て、何ができ、何ができないか、また何をしたいと思っているか、何に不安を感じているかをくみ取ろうとする必要があります。
そのうえで、親にはぜひ「根拠がなくても信頼する」という意識を持っていただきたいのです。
「以前にできているシーンを見たことがあるからできるはず」から「自分の信じたわが子だからきっとできるはず」へと信頼を飛躍させてみてください。
すると「この子なら大丈夫。細かいことは言わずに、自分の力で取り組むのを見ていてあげよう」という姿勢で子どもと関われるようになり、「待つ」ことができるようになっていきます。
「待つ」ことは「我慢する」ことという思い込みを「待つ」ことは「信頼する」ことに変換しましょう❤️
そして2つ目は、きちんと説明せず、親の都合に子どもを付き合わせようとしているケース。
たとえば、8時10分の電車に乗って仕事に行くために、子どもを7時50分には保育園に預けたいと考えていたとします。
ところが子どもは、なかなか支度をしない。早くしないと、電車に乗り遅れてしまう💦
それなのに子どもはお構いなし……。
「もう待てない!」とイライラがピークになる瞬間でしょう。w
この場合の「待てない」は、「子どもが自力でやろうとしているのに、つい手を出してしまう」という意味での「待てない」とは根本的に違います。
こちらはいわば、「子どもの行動が遅い結果、自分の予定を変えなければいけない」というストレスからくる「待てない」です。
そんなときに振り返ってほしいのは、「親の予定に合わせて動くべき」という思考になっていませんか?
誰かの予定に合わせて動く。これは、ものすごく高度なことです。
子どもには子どものペースがあり、自分のことで精いっぱいだからです。
3、4歳の子どもでも、きちんと説明すれば納得して、親の希望をかなえようとするものです。
このように「子どもの行動が遅い結果、自分の予定を変えなければいけない」というストレスからくる「待てない」は、急ぐ理由を子どもと共有すれば防げます。
言葉が話せない年齢でも、伝えてください。子どもは理解しようとします。
「待つ」という関わり方は、「子どもを信頼して、任せる」
1人の人間として信頼し任せることで、子どもは毎日、自信を深めていきます ♬
最後まで読んでいただきありがとうございました 🙏
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