初めに、この記事は ”命” のことを書いた記事なので
センシティブな内容だと感じる方がみえるかもしれません🙏
命をいただくということ
昨日、農水園さんで開催された命をいただくワークショップに参加してきました。
実際にワークに入る前に前田さんからお話がありました。
私たちはフライドチキンや唐揚げを食べるのは好きですが
そのお肉がどのように食卓に上がるのか?
をあまり知りません。
お肉を食べるのは好きだけれど、それを裁くのはかわいそうだからできない。
だからそれを仕事にしている人に任せて、買っています。
お金を払えばそれで良いのか?
勿論、それでも良いのだけれど更に深く考えてみると…
お肉を喜んで好んで食べているのに…
矛盾していませんか?と聞かれました。
動物だけではなく、私たちは野菜などの植物の命もいただいています。
このように私たち人間は、食物連鎖の中ではトップにいます。
弱肉強食の世界
私たちが食べられる事はありません。
じゃあ、人が生きるということは罪なのか?
人は食べるために生きるのか?
生きるために食べるのか?
白い鶏が雄で、茶色い鶏が雌だそうです。
また、前田さんは
鶏は生まれて(メスは)卵を産み最後は人間に食べられることを分かっている。
と、おっしゃっていました。
(何故分かるのかという事も丁寧に教えていただきましたが割愛させていただきます。)
だから、最後は感謝して
鶏の使命をまっとうしてもらう為に頂く🙏
私はこのことを聞いて、
鶏は殺されるのが本当は嫌。まだ生きたい。
⇩⇩
鶏は(年老いたら)食べられる!役目を知っている
私の思い込みが変わりました。
なので、鶏に対して ” 可哀想 ” という感情が薄まりました。
そして話の最後(WSに入る前)に宿題を出されました。
『人間ができることは何だと思いますか?』
手順
実際に鶏を捕まえて…捌くところまで全て体験させていただきました。
正直、その手順を書く必要があるのか?迷いました。
迷惑に思う人もいるかもしれない。
と思いましたが、実際に私が体験してみて
知って良かったと思ったのと、自給自足をしたいと思っている人には
役に立つかもしれないと思ったので簡単に!ですが、書くことにしました。
① (おじいちゃん・おばあちゃん)鶏を捕まえて三角コーン(先が切ってある)に入れ
先から頭だけ出す。
② 首の左側にある動脈を切る。
(すぐグッタリし、血もすぐ出なくなりました)
③ 大きなバケツに70℃のお湯を準備して、丸ごと10分浸す。
④ 毛を引っ張り、簡単に抜けるようになったら引き上げて
全ての毛を剥ぐ。
(手間はかかりますが、キレイに毛がなくなります)
⑤ 出刃包丁で内臓を取り出す。
(私はメスだったので、卵がそのまま出てきました。)
自分が捌いた鶏は1匹そのまま持ち帰り、家でいただきます🙏
どの工程も、命と向き合う貴重な時間でした。
子どもさんを含む参加者の方全員、途中で嫌がることなく
全ての工程を終えていました。
感想
参加する前は、見学するだけ!だと思っていました。
それでも、首を切ったりする時は見ていられるのかな?
と思っていました。
それがまさか、自分でやるとは…
でも、前田さんのお話を聞いた後、実際に経験してみると
『全く酷くない!』が正直な感想です。
こんな風に、昔の人は命を頂いていたのかな?
命を循環させていのかな?繋いでいたのかな?
じゃあ、今の私たちに出来ることは…
過去に、未来に想いを馳せながら、命をいただく体験が終わりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
この卵 ↓↓ は、農水苑さんで買ってきた卵です。
朝割ってみたら、黄色くて驚きました。
親として、大人として、未来の子ども達に何を伝えられるのか?
そんな事も交えながらメルマガを発信しています。
コメント