気になるタイトル!「母さん、俺は大丈夫!」
「 母さん 俺は大丈夫! 」
これは昔見た ドラマのタイトルです。
なんだか 見る前から気持ちが ”ザワザワ” していて 何故か気になっていました。
ドラマの主人公は 3人兄弟の真ん中の諒平君。
彼は 高校生の時 突然頭に腫瘍が見つかり 1度は手術で腫瘍を切除できますが
すぐに脊椎に転移が見つかり亡くなってしまうお話です。
彼が病気になる前(小学生に上がる頃) 弟が先に難病になってしまい
お母さんは弟につきっきり。
幼少期から弟と兄は お母さんに上手に甘えることができるのですが
諒平君だけは お母さんが「膝においで」と呼んでも
首を横に振り『大丈夫』と言って膝には座りませんでした。
この涼平君が発した『大丈夫』
きっと諒平君がお母さんを気遣い 言った言葉かもしれませんが
せつな過ぎます
弟と兄は いつも嬉しそうにお母さんの膝に座っているのに
『大丈夫』な訳がない…
甘えベタで頑張り屋さん
きっと 諒平君は病気がちな弟や兄に遠慮して
大好きなお母さんの負担を軽くしてあげたくて…
我慢していたのだと思います。
(本人は我慢しているつもりは ないのかもしれませんが)
私も 甘えベタで頑張り屋さんな諒平君と同じなので よ〜く分かります。
私の家は 両親で自営業(家の隣りが仕事場)をしていたので 家にはいつも2人ともいるのですが
その分ずっと仕事をしている姿を見ていたので 「遊びに連れて行ってほしい」というお願いも
した記憶がありません。
両親の休日も なかった気がします。
きっと幼心に
両親も頑張っているのだから
私もワガママを言ってはいけない
と思い
甘えると言うことよりも
ひとりで頑張る力
を 身につけたのだと思います。
この『大丈夫』って言葉。自分で自分に言い聞かせている言葉で
本当は
『大丈夫じゃないよ~。誰か助けて~。』
って 言いたかったような気がします。
それを 自分で気づかないように
自分で自分の気持ちに蓋をする言葉。
自分を奮え立たせる言葉。
私が言いたかった言葉
私がこのタイトル「母さん、俺は大丈夫!」にザワザワしたのは
私(の幼少期)が お母さんに言いたかった言葉だったようです💦
あれから8年経ち 心のしくみを知り 随分楽になりました。
まだまだ頑張り癖はありますが 当時に比べたら 初期段階で気づき
周りの人に 甘えられるようになりましたよッ🙏
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